高齢者が声がけロボットに合わせた生活をすることができるか?
日本人の低すぎる生産性と、IT打ち壊し百姓一揆 – Hideto Ishibashi – Medium
“IT投資を通じて生産性を向上するには、ITを人の働き方に合わせるのではなく、人の働き方をITに合わせて変える必要がある”
2016/12/29 20:52
“IT投資を通じて生産性を向上するには、ITを人の働き方に合わせるのではなく、人の働き方をITに合わせて変える必要がある” - takojima のコメント / はてなブックマーク
これを見て考えてしまいました。
「高齢者がITサービスを利用するために、ITサービスに合わせた生活を行うことができるか?」
ということです。
具体的には、例えば、物忘れをしないように支援してくれる声がけロボットと一緒に暮らす場合です。声がけロボットは、基本的には対象高齢者の生活リズムにできるだけ合わせる形で、今行うこと、もうすぐ行うこと、今日行うことなどを声がけしてくれます。ただし、あらかじめ定められた時刻になったら声がけするということです。
声がけロボットは、できる限り相手に合わせつつも、最終的には、高齢者が声がけロボットの言うことに合わせて生活することが望ましいです。
人は「快」と感じることしか行動しない
基本的には、このような声がけロボットを受け入れてもらうことが必要ですが、実際にこの声がけにしたがってくれるかどうかは本人次第です。
ここで「感性」のマーケティングという書籍に書いてあったことを思い出しました。
”人には「快」と感じることしかしないという原則があるからだ。
「人間には生理的な快以上に、心理的な快というものがある」”
例として、昔の上流女性がコルセットを身に着けていたことが書かれていました。
あと、仕掛学という書籍の内容も参考になりそうな気がしています(まだ読んでいませんが)。
声がけロボットの場合で一番最初に気づくのは、高齢者が声がけロボットに対して愛着を感じてもらえると、声がけしたことを実行してくれやすい、ということです。
しかし、もっと他にも良い方法があるような気がしています。
今後、引き続き考えたいと思います。