伝道師ビジネス 介護事業所への新しいITサービス導入
で、介護事業者が新しいITサービスを導入する際には、伝道師が介護業務に加わる必要がある、と書きました。
伝道師というのは適当にそう書いたのですが、要は、新しいITサービスに通じていて、かつ、現場の介護業務を行うこともできる人です。さらには、このITサービスを使うことで、介護事業者のどのような経営課題を解決するのかを理解している人です。
介護現場にはまったく人的余裕が無いはずですので、このような伝道師が現場に入り、職員さんと一緒に介護業務を行いながら、職員さんに新しいITサービスの利用方法を伝授する必要があると思います。
さらには、そもそもの目的である経営課題の解決についても、検証を行うことが期待されます。
「伝道師」は新しいビジネスにつながる
このような伝道師が必要だとして、実際のそのような人材はどこにいるのでしょうか?
おそらく介護事業所の職員で、そのようなスキルがある人はおられないと思われます。
新しいITサービスを企画開発する企業についてはどうでしょうか?
やはりそういった企業にも普通はいないと思います。介護業務ができる人、介護現場を知る人はなかなか企業にはいません。
ですので、新しく会社もしくはNPOのような組織を立ち上げて、伝道師となれる人を雇用したり、伝道師を育成するなどし、経営課題を解決したい介護事業者とITサービスを企画開発する企業の間をつなぐ新たなビジネスが生まれる可能性があると考えています。
いかがお考えでしょうか?