介護事業所へのコミュニケーションロボット導入の本質的課題
この記事を見て考えていたことを思い出しました。
当該記事では、在宅及び一般の介護ロボットを含めて書かれていると思いますが、
ここでは、介護事業所及びコミュニケーションロボットに限定して考えます。
コミュニケーションロボットは介護事業所の課題解決ソリューションではない
コミュニケーションロボットは、元々、介護事業所の課題解決を目的として作られたものではありません。ですので、介護事業者が興味を持ち、コミュニケーションロボットを使ってみようと考えるのは自由ですが(ただし職員さんでポジティブに思っておられる方は少ないかも)、補助金を活用して介護事業所への導入を図るのはちょっと違うのではないかと思います。
今は、コミュニケーションロボットを何とか普及させたい、という目的が先行してしまっている気がします。
介護事業所の課題解決とコミュニケーションロボットの要素のアンドをとりソリューションを作る
やるべきこととしては、コミュニケーションロボットの良さを活用したいのであれば、まず、介護事業所の課題解決方策と、コミュニケーションロボットの持つ要素のアンドをとり、さらに必要な要素を付け加えて(付加は最低限にする)、ソリューションを作ることをしなければなりません。
私はこんなふうに考えますが、みなさん、いかがでしょうか?